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FAQ「本当にきれいになるの?」

「布団はどこで洗ってほしいですか？」というアンケートでは、大多数の人が「専門業者にクリーニングしてほしい」と考えているようです。布団をクリーニングした方がいいのはわかっていても、やはり不安はつきもの。お客様からよく質問される内容をQ＆A方式で紹介しました。
その他、ここでは掲載されていない質問もお気軽にお問い合わせ下さい。

１．どんな洗い方をするの？ 水で洗って中わたは大丈夫なの？

大丈夫です。確かにこれまで、わたの水洗いは不可能とされていました。
でも、新しく開発された洗濯方法と特殊な洗剤によって、中わたを痛めずに布団を丸ごと洗えるようになったのです。洗い方は、前もって洗剤を中わたまで浸透させた布団を、ちょうど洗濯機の脱水槽のような機械に入れます。遠心力を利用して霧状の水を吹きつけて洗う方式です。布団を固定したまま汚れを洗い流せるので、中わたが痛んだり片寄ったりせず、中まできれいになるのです。

２．特殊な洗剤というと…？

わたの表面には、繊維を保護している皮脂やロウ分がついています。従来の洗剤では汚れと一緒にこれらの保護膜も洗い落とすため、わたを痛めてしまいます。新しく開発されたものはリンス効果のある洗剤で、保護膜はガードし、汚れだけを落とす画期的なものです。

３．ふかふかになるのかしら？

もちろんです。良質の木綿わたの布団を例にとれば、洗う前10cmの厚みならば、丸洗い後約18〜20cmのカサ高に戻ります。これは弾力性を失わせていた塩分などの汚れがとれて、繊維本来の機能が回復するためです。中わたに多量の空気を含み、ふんわりと暖かな布団になります。

４．布団乾燥車と一緒でしょ？

いいえ。自動車で巡回してくる布団乾燥（あるいは布団洗いと呼ばれるもの）とは全く違います。あれは側地を洗剤でブラッシングし、車内の乾燥室で乾かすだけ。表面の汚れは落ちても、中わたの汚れや臭いはそのままです。私たちのシステムは、中わた全体に洗浄液を浸透させ洗浄するので清潔で快適です。

５．側地の色落ちやニジミは大丈夫？

布団生地は洗うことが考慮されていないため、中には染色堅牢度の弱いものがあります。色落ちする場合は、作業工程で他の部分に色が移らないよう工夫していますが、それでも多少の色あせ、ニジミは生じます。

６．打直しでも、中わたがきれいになると思うけど…

打直しは古く固くなったわたを機械的にほぐしてふんわりさせるもので、わたに付着した汚れや塩分はとれず、殺菌やダニの死がい、フン等の除去も行われません。ちょうど頭を洗わずにブラッシングだけできれいにするようなものです。一方、ふとん丸洗いシステムなら、汚れが落ちて弾力も回復します。しかも、わたの目減りの心配もありません。

７．ドライクリーニング表示があるけど水洗いもできるの？

できます。ドライクリーニング表示がついている理由は、私たちのシステムが開発されるまでは、ドライクリーニングによる洗濯方式しかなかったためです。でも、ドライクリーニングの場合は塩分などの汚れは落ちにくく、天然繊維のもっている保護膜を痛めたり、気になる薬品臭が残ることがあります。

８．どんな中わたの布団でも洗えるの？

はい。木綿、羊毛、羽毛、合繊わたなど、ほとんどの種類のわたが洗えます。わたの繊維を痛めず、汚れだけ落とす新しい洗濯システムですから安心です。ただ、真綿ふとんは、絹に付着している蚕の分泌物セリシンが、水で洗うとのり状に溶け、乾くとき繊維を固めてしまうため洗濯ができません。

９．布団しか洗えないのかしら？

布団以外にも、マットレス、ベッドパット、毛布、枕などの寝具類、座布団やジュータンなどのお手入れにも最適です。他にもご希望があればご相談下さい。

１０．うちのは羽毛布団だけど大丈夫？

はい、安心してお任せ下さい。羽毛や羊毛などの高級寝具こそ、私たちのシステムをお勧めしたいですね。公的機関の実験でも実証済みの優れた洗剤を使っていますから、羽毛や羊毛を痛めることなく汚れを落とし、本来の快適さに戻します。

１１．中わたが目減りする心配はないの？

私たちのシステムでは、布団を丸ごと洗うので打直しのように目減りすることはありません。ただ、中に含まれていたホコリや塩分が落ちるため、わずかに重量が減り、ふんわりすることで軽くなったように感じることがあるかもしれませんね。

１２．ほんとにキレイになりますか？

中わたにからみついた塩分や雑菌、ホコリなどをきれいに落とします。側地の洗浄やシミ抜きも充分行いますが、汚れがついてから長期間たっていると落ちないものもあります。布団丸ごと水洗いの主目的は、中わた全体の汚れを落とすことです。

１３．においやシミはとれますか？

においの原因はわたについた雑菌やカビですから、これらを洗い流すことによって解消できます。シミは、種類と程度によっていろいろな溶剤を使ってシミ抜きを行います。ただ、長時間たったシミや永年にわたってついた汚れは落ちにくく、側地の色落ちが予想される場合、シミ抜きできないことがあります。押入れにしまい込んでカビ臭くなった布団や、台風などの災害で水をかぶった布団もあきらめないで。お気軽にご相談下さい。

１４．どのくらいの頻度で洗ったらいいの？

最低でも年１回以上の丸ごと水洗いをお勧めいたします。衣類は汗をかけば洗うのは当然。１日の３分の１を供にしているふとんに対しては、洗う習慣がありません。身体に対しても悪影響であることは言うまでもありません。最近、様々な消臭剤が販売されていますが、一時的に消臭できても、汚れ、雑菌、ダニは決して排除できていないのです。